24時間営業設定
深夜営業への対応について、リンク先の通りすでにリリースされています。
店舗を夕方に開店し、早朝に閉めるような場合は、上記でも特に問題はありません。
一方、病院、コンビニなど、24時間営業するような店舗では、「何時に閉店する」という考え方がないため、上記方法では不十分な場合がありました。22時から8時までのシフトや16時から2時までのシフトなどが混在する可能性があるためです。
そこで、24時間営業のお客様でも打刻ができるように新たに機能を追加しました。
この機能はより汎用的であり、上記深夜営業のような、早朝に店を閉めるようなお客様でもご利用いただけます。
考え方
たとえば上図のように、22:00から翌朝7:00までの勤務にて、22:00にINを打刻したとします。
翌朝7:00にアプリを開くと、「前日にINを押したがまだOUTを押していない」かどうかをチェックします。
22:00のINに対してまだOUTが押されていないので、22:00の勤務の続きとみなします。OUTボタンを押すと、1日目の記録として
IN = 22:00
OUT = 31:00(7:00)
と記録されます。
勤務時間は
31:00 – 22:00 = 9時間
と計算されます。
設定方法
1. 管理画面の「カテゴリー」から、設定したいカテゴリーをクリックします。
2. 「夜勤」の中の「24時間営業」をONにします。最大勤務時間(後述)を設定し、保存します。
3. 必要に応じて他のカテゴリーも同様に設定します。
設定は以上です。
最大勤務時間について
たとえばこの例において、OUTのボタンを押し忘れ、2日目の21:00に出勤しようとしたとします。
この場合、それは「1日目22:00からの勤務の終了(OUT)」ではなく、「2日目の勤務の開始(IN)」であるはずです。
このような場合に、誤って「22:00から翌日21:00までの23時間勤務」のように打刻してしまわないために、「最大勤務時間」を設定します。
たとえば最大勤務時間を16時間と設定すると、上記例では「22:00から16時間後」すなわち「2日目の14:00」を過ぎると、新たな出勤(IN)とみなします。一般的に、勤務時間は休憩と残業を入れても10~12時間程度が多いため、余裕を見て16時間を初期値としています。必要に応じて適切な値を設定してください。
深夜勤務と24時間勤務
なお、深夜勤務と24時間勤務の両方をONにした場合、両方の機能が動作します。プログラムは両方の条件をチェックし、どちらかの条件に当てはまれば夜勤(前日からの勤務の続き)として処理しようとします。
24時間勤務の方がより汎用的なケースに対応できるため、深夜勤務はOFFにしても問題ありません。